有名スタイリストが在籍するオーダーメイドカラー特化型ヘアーサロン。

CREATIVE LAB事業部

Three – 美容室デザイン

three(仙台市青葉区)

こだわりのミッドセンチュリー家具が醸し出すアンティーク調の空間で、カラーのスペシャリストがオーダーメイドカラーを提案する美容室。五感で楽しめる贅沢な時間を過ごせる空間デザインです。

施工面積:78.93㎡
施工期間:2.5ヶ月

企画:株式会社N’s Create.
アートディレクション:木村由宇(株式会社N’s Create.)
グラフィックデザイン:木村由宇(株式会社N’s Create.)
設計デザイン:城浩太郎(株式会社N’s Create.)
施工監理:川原正任(株式会社N’s Create.),野崎海斗(株式会社N’s Create.)

three (スリー)
​〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町1丁目7-13GRACE広瀬通3F
店長Instagramアカウント https://www.instagram.com/sadahiro_murata/

技術力と人柄で、お客様を魅了してやまない東北魂あふれる美容室

明るくパッと目をひくホワイトの椅子、配管むき出しの高い天井、無駄をそぎ落とされたシンプルでスタイリッシュな店内。しかし、どこか温かみを感じる心地よさは、大きな窓から差し込む優しい陽射しと、“店名は、3階にあるからthreeにした”と笑うオーナー様の人柄によるもの。
周りに熱望されて独立を決め、美容室threeを作り上げたオーナー様の「思いのデザイン」をご紹介します。

Question01なぜ今の事業をはじめたのですか?開く

「いい加減、やったほうが良いですよ」「マジでやってください」と後輩に言われたことをきっかけに、美容室threeのオープンに向かって動き出したオーナー様。もともと、東京で美容師として実績を積み上げてこられました。

Question02お店のことを教えてください。開く

「3階にあるから“three”です」と笑うオーナー様。“お店の顔”ともいえる店名はどのように決めたのでしょうか。 「お店の名前って正直僕はあんまり…どうでもいいってわけではないけれど、そんなに考えてなくて。いろんな国の言葉で探してみても大体検索でヒットしちゃうし、造語を考えるセンスもなくて。そういえばラッキーナンバーが3だよな、3階に出店するのもいいよな、3を横に倒すと“村田のm”…。自分は3に縁があるし覚えやすいよなという感じで。」 シンプルな店名が目を引くthreeさんの強みはどんなところなのでしょうか。 「東北の先駆者としてカラーを打ち出しているところですかね。でもゆくゆくはカットが窓口になればいいかな」 店長も“柔らかい色味とハイトーンカラー”が得意だというthreeさん。その腕前は、4.7万人のフォロワーがいるオーナー様のSNSにアップされる“#外国人風ヘアー”でチェックしてみてください。 ちなみに、昔からオーナー様をよく知るN’s Create.スタッフによれば、“カットもめちゃめちゃ早い”のだとか。技術はもちろん、スピードを求めたい人にもおすすめのお店ですね。 ただし、「集客戦略を立てなくても、お客様が来てくれる」という人気店。しかも、「生産性を求めず、お客様一人ひとりに対して妥協せず丁寧に対応すること」を大切にしているため、気になる人は早めの予約を!

Question03今回プロジェクトに始まったきっかけを教えてください。開く

「青山に“ALUBUM(アルバム)”という美容室があるんですが、そこのプロデューサーだった後輩が後押ししてくれて。去年の11月ころに独立を考え始めました。自己資金はどうしよう…と思っていたらオンラインサロンでまかなえて。それならお店やろうかな…と決意して1月に所属していたお店の社長に伝えると同時に、N’s Create.さんにお話しして。1月中にはイメージを相談して物件を見に行きましたね。」 独立を考え始めた時点で、もともと美容室のお客様だったN’s Create.のスタッフにお声をかけていただいたことで、物件を探す前から資金調達やお店のデザインのことなどをお話しさせていただき、完成前の物件をご案内させていただきました。 「美容室が入る建物は6月完成だったので、できあがっていない状態で決めるのは怖い部分もありましたが、直感で決めました。場所がよかったので物件はまあ大丈夫だろうと即決しました。」 と、とんとん拍子にプロジェクトがスタートしていったオーナー様。N’s Create.に依頼してみた感想は…

Question04N's Create. に依頼してみていかがでしたか?開く

「お店をつくる過程では何一つ大変じゃなかったなという気がします。最初からN’s Create.さんに相談していたので事業計画から全部手伝ってもらえて。サクッと融資も受けられました。開業してからのほうが何もかもわからないので大変かもしれませんね。」

Question05プロジェクトでこだわったポイントなど教えてください開く

「“新しい空間だからこそ古いものを入れたいな”と思っていました。ビルも新しいので」という店内は、ミッドセンチュリーを意識したそう。 「20年くらい前に流行っていたミッドセンチュリーがまた来るんじゃないかと思って。当時、美容業界が大きく注目されるようになったときに流行っていた“キャデラ”という椅子を、threeのテーマにすえました。お店のこだわり、コンセプトはこの椅子ですね。」 「それから、ミッドセンチュリーカフェをテーマにした” WIRED CAFE”のオープニング時にアルバイトしていたこともあって“あの空間いいなぁ”と思っていたんです。それで、古き良き時代の良いものをアレンジして…。ミッドセンチュリーの現代版をイメージしました。」

Question06今後どんなことを考えているのか?開く

「仙台を皮切りに中国でも事業をスタートしようと申請を出しました。ブランディングをもっと上げていきたいと思っています。」というオーナー様は、来年に向けてさまざまな準備をしているようです。 「今年の12月に全国でケアブリッジを発売開始するので、新しい商材登録発表して…。美容業界のオンラインセミナー“HAIRCAMP”も来年アップデートされるようなのでサロンつくったり。今年の12月には本の撮影もあるのでそれも対応して…来年はもっとお店も勢いがつくと思うので、2店舗目も考えていこうかな…」 美容師として第一線で活躍しているオーナー様には、“若手を育てる育成者”としての面もあります。技術力の高いスタッフが育ち、店舗数が増えるのが楽しみですね。

Question07最後に何かメッセージあればコメントをください。開く

「仙台で美容師として特化している人はなかなか少ないように感じます。SNSで情報を取り入れてなんとなく真似してみるというか…“東京が上手い”という時代でも最近はなくなってきているんですが、“東北から得るものはない。やるなら九州、大阪、名古屋だよね”というのが美容業界の風向きだった。なので、“東北で吸収できる!”という逆の発展に行けたらなっていうのはすごく思います。野望…東北魂ですかね。」 独立や開業など、人生を大きく動かす波は誰の元にも打ち寄せてきているはず。しかし、流れに乗ってスムーズに動ける人は“覚悟のきまった人”であるように感じます。 美容業界を揺るがすほどの、オーナー様の東北魂に期待しています!