“カレーコミュニケーション”をモットーに、福島の有名カレー店が宮城に進出。

CREATIVE LAB事業部

CURRY LABORATORY 笑夢 かわまちテラス閖上店 – 飲食店内装デザイン

笑夢カレー(名取市閖上)

東日本大震災で津波被害を受けた名取市閖上地区に新しくオープンした商業施設「かわまちてらす閖上」。
新しくテナントとして入居する笑夢カレーの内装は、木目とアイアンを基調とした、ビンテージ感のある素材をセレクト。天井高を活かしながら景色と共に広がりのある気持ちの良い空間ができ上がりました。

施工面積:66.25㎡
施工期間:2ヶ月

企画:株式会社N’s Create.
設計デザイン:城浩太郎(株式会社N’s Create.)
施工監理:川原正任(株式会社N’s Create.)

笑夢カレー
​〒981-1213 宮城県名取市閖上 中央1丁目6番地 E-65街区1画地 かわまちてらす
https://curry-at-home.online/
https://www.instagram.com/cur8070/?hl=ja

カレーで笑顔あふれるまちづくりを目指す“CURRY LABORATRY笑夢”

「スパイスカレーになじみのない地域からスタートした」というCURRY LABORATRY笑夢(えむ)。カレーを追求し続けることでシェアを広げ、3店舗目の“かわまちてらす店”をオープンさせました。「スパイスカレーを通して全国の人とつながりたい」そんな夢を語るオーナー様の思いを伺いました。

Question01なぜ今の事業をはじめたのですか?開く

「両親が共働きで、家によく作り置きのカレーがあったんです。でも、母のカレーがまずくて(笑)。それを兄弟で作り直して食べてたんです。カレーはおかわりも自由だったし、子どもの頃はご馳走でした。それから20代の時にスパイスカレーを知って奥が深いなと感じた。カレーは好きだし、これで勝負できたらワクワクするかも」と思い、兄弟とともにCURRY LABORATRY笑夢を始めたオーナー様。 よくよく話を伺うと、「地元の福島で大手カレーチェーン店が撤退したんですよ。で、こんなにシェアがないのか!と思って。でも、競合がいないというのは大チャンスじゃないですか。」という状況からのスタートだったそう。

Question02今の事業を通してどんなことをしたいのか?開く

「マイナスからのスタートでしたが、カレーで一番を目指したい。そして、ワイワイガヤガヤ食べられるカレーで、街づくりをする」ことを目指しているのだとか。 大手も撤退するほどの市場で、お店のオープンから3年はなかなか厳しい状況が続いたそうです。しかし、求めていたカレーができたときからお客様が増えていき、今では“行列ができるカレー店”になりました。仙台から福島へカレーを食べに足を運ぶお客様も登場し、“CURRY LABORATRY笑夢 かわまちてらす店”のオープンとなりました。 “No.1”になるべく着実に実績を積み上げていらっしゃいますね。 ちなみに、オーナー様は福島を中心にDJエムとしても活躍されているそう。カレーも好きでつくっていて、「仲間が “エムのカレー食べに行こう”って言ってくれるんです。それでお店の名前も“笑夢(えむ)”にした」そうです。 笑って夢を語るオーナー様のイメージにぴったりですね。

Question03今回プロジェクトに始まったきっかけを教えてください。開く

もともと福島で店舗をオープンしていたオーナー様ですが、仙台への出店は「震災がきっかけ」で決めたのだとか。 「震災で壊滅的な状況を目の当たりにして。“カレーで街づくりをしたい”という思いがあったので、イチから街づくりにかかわれるならと思って仙台への出店を決めました。先輩からの紹介で繋がった人など、いろんな人のバックアップを受けて“かわまちてらす店”をオープンしています。」 にこやかにさらっとお話ししてくださいましたが、簡単な決断ではなかったはず。大手カレーチェーン店が撤退したことをチャンスととらえ、確固たる決意があったオーナー様だからこそ、周りのサポートを受けながら““CURRY LABORATRY笑夢 かわまちてらす店”のオープンを実現できたのでしょう。

Question04N’s Create.に依頼した理由開く

「N’s Create.さんのことは知り合いから聞いて知っていました。紹介してもらって実際にお会いしてみたら、担当の方が熱心に話をしてくれて。熱量のすごさに“こういう人と仕事をしたら楽しそうだな”と思ってN’s Create.さんにお願いすることを決めた」そうです。 カレーでNo.1を目指す“熱量の高い”オーナー様のアツい思いとN’s Create. が化学反応を起こし、今回のプロジェクトに至ったのではないでしょうか

Question05N's Create. に依頼してみていかがでしたか?開く

「N’s Create.の担当者さんの熱量の高さもそうなんですが、要所要所で話し合いをした時、“ここどうします?”“こんな感じですかね?”“僕もそう思ってました!”みたいに、波長があっていたんです。作りたいもののイメージが同じじゃなければストレスになりますよね。」と、N’s Create.とのプロジェクトを振り返ってくださいました。 リノベーションに限らずものづくりをする際、“どんなものをつくるか”はもちろん、“どんなひととつくるか”も大切。 打ち合わせる内容が多いと、ちょっとしたイメージの違いで完成図が大きくズレてしまう可能性もあります。そのため、思い入れが強ければ強いほど、細かな点も打ち合わせをしたくなるもの。ですが、波長が合う人とのやり取りならば、大枠を決めればイメージ通りの答えを返してくれるため、少ない打ち合わせでOK。完成するものも納得できるものになるでしょう。

Question06今後どんなことを考えていますか?開く

「47都道府県の人とスパイスカレーでつながりたいなと思っています。1県で100人とつながれれば全国で4700人。 “あそこに行けば絶対楽しい”という空気感のある人と仕事ができるなら、お店で待つだけでなく全国どこでもカレーつくりに行きます。」とおっしゃるオーナー様は、やはり熱量の高い人。 「カレーで街づくりをしたい」という思いを受けて、「飲食もスーパーも居酒屋も…1つのストリートで1日楽しめる“全部イケてる商店街”をつくる」というN’s Create.の夢も膨らみました。 次はどこでCURRY LABORATRY笑夢に出会えるのか、楽しみですね!